サーフィンを楽しむ中で、どうしても避けて通れないのが強烈な紫外線との戦いです。「市販の日焼け止めを塗ったのに、海から上がったら真っ赤になっていた」「目に日焼け止めが入って痛くてサーフィンどころじゃなかった」といった経験はありませんか?サーファーにとっての日焼け止めは、単なる美容アイテムではなく、長くサーフィンを続けるための大切なギアの一つです。海の上では、上空からの太陽光だけでなく、海面からの照り返しによる「ダブルの紫外線」を浴び続けることになります。
適当な対策で済ませていると、将来的な肌トラブルやシミ、シワの原因になるだけでなく、日焼けによる疲労でパフォーマンス自体も落ちてしまいます。この記事では、サーファーのために特化した日焼け止めの選び方から、プロも実践する絶対に落ちない塗り方、そして海と肌を守るための成分知識まで、徹底的に解説します。正しい知識とアイテム選びで、紫外線ストレスから解放され、最高の波乗りライフを送りましょう。
サーファーのための日焼け止め完全ガイド!選び方の重要ポイント

サーフィン中の紫外線環境は、陸上のスポーツとは比べものにならないほど過酷です。ドラッグストアで「最強」と書かれている一般的な日焼け止めを買って使ってみたものの、ドルフィンスルーを一回しただけで落ちてしまった、という失敗談は後を絶ちません。サーファーが選ぶべき日焼け止めには、明確な基準があります。ここでは、失敗しないための選び方のポイントを詳しく解説していきます。
なぜ普通の「SPF50」だけでは海で焼けてしまうのか?
多くの人が日焼け止めを選ぶ際に、まず目にするのが「SPF」と「PA」の数値です。SPF50+やPA++++といった最高値の表示があれば安心だと思われがちですが、サーフィンの現場ではそれだけでは不十分です。一般的な日焼け止めは、汗や軽い水しぶきには耐えられても、激しい波の衝撃や、長時間海水に浸かり続ける状況までは想定していないことが多いからです。
サーフィン中は、海水による摩擦や、ウエットスーツとの擦れ、さらには顔を手で拭う動作などが頻繁に行われます。この物理的な摩擦によって、肌の表面に形成された日焼け止めの膜が剥がれ落ちてしまうのです。数値が高いことは「紫外線防御力が高い」ことを示しますが、「落ちにくさ」を保証するものではありません。したがって、サーファーにとっては、数値の高さ以上に「膜の強さ」と「定着力」が重要になります。
また、海面からの照り返しは紫外線の影響を倍増させると言われています。陸上であれば帽子や日傘で防げる角度からの光も、海の上では下から反射して顔を直撃します。この全方位からの攻撃に耐えるためには、単に塗るだけでなく、肌の上にしっかりとした「層」を作ることができるテクスチャーのものを選ぶ必要があるのです。
絶対に焼かないための「スーパーウォータープルーフ」とは
サーファーが選ぶべき日焼け止めには、「ウォータープルーフ」という表記が必須ですが、さらにその上を行く「スーパーウォータープルーフ」や「ベリーウォーターレジスタント」といった表記に注目してください。これらは、通常の耐水性試験よりも厳しい基準をクリアし、長時間の水浴後でも紫外線防止効果が維持されることが確認された製品に付けられます。
具体的には、80分以上の水浴テストをクリアしているかどうかが一つの目安となります。しかし、サーフィンの1ラウンドは2時間から3時間に及ぶことも珍しくありません。そのため、単に「水に強い」というだけでなく、油分が多く水を弾く性質の強いものや、肌への密着度が高い固形のバームタイプなどが好まれます。
スティックタイプとクリームタイプを使い分けるプロの技
日焼け止めには様々な形状がありますが、サーファーの間で主流なのは「スティックタイプ」と「クリーム(ミルク)タイプ」の2種類です。これらを単独で使うのではなく、適材適所で使い分けたり、組み合わせたりすることが、鉄壁の守りを作るためのプロの技です。
クリームやミルクタイプは伸びが良く、顔全体や首、腕などの広範囲に塗るのに適しています。ベースとして肌全体に馴染ませるのに最適ですが、水や摩擦にはやや弱い傾向があります。一方、スティックタイプは固形で油分が多く、肌にピタッと密着して強力な被膜を作ります。水に非常に強く落ちにくい反面、全身に塗るには手間がかかります。
おすすめの方法は、まずウォータープルーフのクリームタイプを顔全体と首にまんべんなく塗り込み、その上からスティックタイプを頬、鼻、額などの「焼けやすい部分(ハイポイント)」に重ね塗りすることです。こうすることで、クリームが肌の隙間を埋め、スティックが物理的なバールドとして紫外線を跳ね返すという、二重の防御壁が完成します。
長時間のサーフィンでも「目にしみない」ことが重要な理由
サーフィン中に日焼け止めが溶け出して目に入ると、激痛で目が開けられなくなることがあります。これは波が見えなくなるという危険に直結するため、サーファーにとっては死活問題です。特に、ケミカル成分(紫外線吸収剤)やアルコールが多く含まれている日焼け止めは、海水と混ざって目に入った時に強い刺激を感じやすい傾向があります。
目にしみにくい日焼け止めを選ぶためには、「ノンケミカル(紫外線散乱剤使用)」や「アルコールフリー」、「パラベンフリー」といった表示がある製品を選ぶのがポイントです。また、スティックタイプのような固めのテクスチャーのものは、体温で溶け出しても垂れてきにくいため、物理的に目に入りにくいというメリットがあります。
どんなに高性能な日焼け止めでも、目のキワギリギリまで塗るとどうしても入りやすくなります。目の周りは避けて塗るか、サーフハットやサングラスを併用するのも一つの対策です。
サーファーが知っておくべき成分と「リーフセーフ」という選択

毎日海に入るサーファーだからこそ、肌に触れるもの、そして海に溶け出すものには敏感でありたいものです。近年、世界中のサーファーの間で「成分」への意識が高まっています。自分の肌を守ることと、愛する海を守ることは、実は繋がっています。ここでは、成分の基礎知識と、環境保護の観点から注目される「リーフセーフ」について解説します。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)と紫外線吸収剤の違いを解説
日焼け止めの成分は、大きく「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2つに分けられます。この違いを理解することは、自分に合った日焼け止めを選ぶ上で非常に重要です。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)
主な成分:酸化チタン、酸化亜鉛
特徴:肌の表面で物理的に紫外線を反射・散乱させます。化学反応を起こさないため肌への負担が少なく、敏感肌の方にもおすすめです。白浮きしやすいという特徴がありますが、サーフィンにおいてはその白さが「塗れているサイン」として好まれることもあります。
紫外線吸収剤(ケミカル)
主な成分:メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オキシベンゾンなど
特徴:紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変えて放出します。透明で伸びが良く、使用感に優れていますが、肌の上で化学変化が起きるため、人によっては刺激を感じることがあります。また、一部の成分はサンゴへの悪影響が指摘されています。
サーファーにおすすめなのは、水に強く、肌への刺激が比較的少ない「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」ベースのものです。特にスティックタイプの多くはこの散乱剤を主成分としており、物理的なバリアとして機能します。
海とサンゴを守るために避けたい成分リスト
近年、日焼け止めに含まれる化学物質がサンゴ礁の白化現象や海洋生物の遺伝子損傷に関与しているという研究結果が報告されています。これを受けて、「リーフセーフ(Reef Safe)」や「オーシャンフレンドリー」と呼ばれる、海洋環境に配慮した日焼け止めが注目を集めています。
具体的に避けるべき成分として挙げられるのが、「オキシベンゾン(Oxybenzone)」と「オクチノキサート(Octinoxate)」の2つです。これらは紫外線吸収剤として広く使われてきましたが、サンゴの幼生に悪影響を与える可能性が高いとされています。また、防腐剤として使われる「パラベン」や「フェノキシエタノール」なども、環境への影響を考慮して配合を避けるブランドが増えています。
私たちサーファーは海の恩恵を受けて遊ばせてもらっている立場です。海に入る時は、できる限り環境負荷の少ない成分で作られた製品を選ぶことが、海へのリスペクトを示す一つの方法と言えるでしょう。
海外サーフトリップでは必須!各国の規制事情
環境保護への意識が高い一部の国や地域では、すでに特定の成分を含む日焼け止めの販売や使用を法律で禁止しています。もし海外へのサーフトリップを計画しているなら、この規制事情を知っておく必要があります。知らずに持ち込むと、現地で使用できないだけでなく、場合によっては罰金の対象になる可能性もあります。
例えば、ハワイ州では2021年からオキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めの販売が禁止されました。パラオ共和国ではさらに厳しく、これらを含む10種類の成分が禁止されており、入国時の持ち込みも制限されています。その他、タイの国立公園やアメリカのキーウェスト、カリブ海のボネール島などでも同様の規制が進んでいます。
こうした地域に行く際は、現地で「Reef Safe」と表示された日焼け止めを購入するか、日本から持っていく場合は成分表をしっかりと確認し、規制対象成分が含まれていないノンケミカルな製品を選ぶようにしましょう。
肌荒れを防ぐためにチェックしたい保湿・美容成分
海水には塩分が含まれており、肌の水分を奪って乾燥させる性質があります。さらに強い紫外線が加わることで、サーフィン後の肌はバリア機能が低下し、非常に乾燥した状態(いわゆる「砂漠肌」)になりがちです。ただ焼けないだけでなく、肌の健康を保つためには、保湿成分や美容成分が配合された日焼け止めを選ぶことが賢い選択です。
例えば、「アロエベラエキス」や「ハチミツ」、「プラセンタ」、「ホホバオイル」などの天然由来の保湿成分が含まれていると、日焼け止めを塗っている間も肌に潤いを与え、乾燥ダメージを軽減してくれます。また、抗炎症作用のある成分が含まれていると、紫外線によるほてりや炎症を抑える効果も期待できます。
特に顔用の日焼け止めは、スキンケアの延長として捉え、肌への優しさと保湿力を重視して選ぶことで、数年後の肌の状態に大きな差がつきます。
プロサーファーも実践!絶対に落ちない最強の塗り方テクニック

最高スペックの日焼け止めを手に入れても、塗り方が間違っていれば効果は半減してしまいます。プロサーファーたちが過酷な日差しの下で何時間もサーフィンをしても肌を守り抜けるのは、正しい知識に基づいた「塗り方の手順」を徹底しているからです。ここでは、明日からすぐに実践できる最強の塗り方テクニックを伝授します。
海に入る「20分前」が勝負!定着させるためのゴールデンタイム
多くのサーファーが犯してしまいがちな間違いが、海に入る直前に駐車場で慌てて日焼け止めを塗ることです。日焼け止めが肌に定着し、本来の耐水性を発揮するまでには、塗布してから約15分〜30分程度の時間が必要です。塗ってすぐに水に入ってしまうと、まだ肌に馴染んでいない日焼け止めが海水で簡単に流れ落ちてしまいます。
理想的なのは、ポイントに到着する前や、着替えを始める一番最初の段階で塗っておくことです。こうすることで、着替えている間に日焼け止めが肌にしっかりと密着し、強力な被膜を形成してくれます。「海に入る20分前」を合言葉に、準備のルーティンを見直してみましょう。このわずかな時間の差が、防御力に大きな違いを生みます。
塗り忘れで後悔しやすい「耳・首・足の甲」の完全ガード法
顔の正面はしっかり塗っていても、意外な場所が真っ赤に焼けてしまい、お風呂に入る時に痛い思いをしたことはありませんか?サーファーにとっての「塗り忘れ三大ポイント」は、耳、首の後ろ、そして足の甲です。
まず「耳」ですが、耳の裏側だけでなく、上部や耳たぶまで全体に塗る必要があります。皮がめくれると非常に痛い部分です。次に「首の後ろ」は、パドリング中に常に太陽にさらされる部位です。ウエットスーツとの境界線ギリギリまで、むしろ少し中に入るくらいまで塗り込みましょう。最後に「足の甲」です。波待ちの時、足は水面に出ていることが多く、直射日光を浴び続けます。冬場でもブーツを履かない時期は要注意です。
これらの部位は自分では見えにくい場所なので、意識的にたっぷりと塗る習慣をつけることが大切です。
ベースとトップコートの「二刀流」で紫外線を物理的にブロック
前述した「スティックとクリームの使い分け」をさらに実践的な手順に落とし込みます。これが最強の物理ブロック「二刀流」です。
- ベースメイク(下地): まず、ウォータープルーフのミルクやクリームタイプを顔全体に塗ります。この時、手のひらでこすり合わせるのではなく、指の腹を使って肌に押し込むように叩き込むのがコツです。ムラなく均一な膜を作ります。
- トップコート(本番): その上から、スティックタイプ(バーム)を重ねます。特に頬の高い位置、鼻筋、おでこは「ハイポイント」と呼ばれ、最も焼けやすい場所です。ここには、肌の色が見えなくなるくらい厚く塗ります。いわゆる「バカ殿塗り」や「歌舞伎塗り」と呼ばれる状態ですが、サーファーにとってはこれが正装です。
この二層構造により、万が一表面のスティックが多少落ちても、下のクリームがガードしてくれるという保険が効きます。見た目よりも肌を守ることを最優先にしましょう。
水中での塗り直しはどうする?効果を持続させるコツ
どんなに強力な日焼け止めでも、3時間、4時間と海に入っていれば効果は薄れてきます。理想を言えば、2時間に1回は一度陸に上がり、タオルで水分を拭き取ってから塗り直すのがベストです。しかし、波が良い時に一度上がるのは難しいものです。
そんな時のために、ポケットサイズの小さなスティック日焼け止めをウエットスーツのキーポケットや、リーシュコードのポケットに忍ばせておくという裏技があります。沖に出たまま、波待ちの合間にサッと鼻や頬に塗り足すことができます。濡れた肌の上からでも塗れるタイプのスティックを選ぶとよりスムーズです。
また、顔をできるだけ手で拭わないことも重要です。海水が目に入った時など、無意識に手で顔を擦ってしまいがちですが、その摩擦が日焼け止めを剥がす最大の原因です。できるだけ優しく抑えるように拭うか、顔を水につけて洗うなど、摩擦を避ける工夫をしましょう。
サーフィン後のお手入れ!日焼け止めの正しい落とし方とアフターケア

サーフィン用の日焼け止めは「落ちない」ことを目的に作られているため、逆に言えば「落としにくい」のが最大の難点です。正しく落とさずに肌に残ったままにしておくと、毛穴が詰まり、ニキビや肌荒れの原因になります。サーフィンは「家に帰って肌ケアをするまで」がセットです。
強力なウォータープルーフは「専用クレンジング」が必須
まず大前提として、サーファー用の強力な日焼け止め(特にスティックタイプ)は、普通の洗顔料や石鹸だけでは完全に落ちません。必ず「クレンジング剤」を使用しましょう。おすすめは「オイルクレンジング」です。油性の汚れである日焼け止めには、同じ油性のオイルが最も馴染みやすく、しっかりと浮かせることができます。
また、サーフィン用日焼け止めブランドから発売されている「専用クレンジング」や「リムーバー」を使うのも非常に有効です。これらはそのブランドの日焼け止めの成分に合わせて開発されているため、肌への負担を最小限に抑えつつ、驚くほどスムーズに落とすことができます。
肌を傷つけないための「予洗い」と「乳化」のステップ
いきなりクレンジングオイルを顔に乗せてゴシゴシ擦るのはNGです。日焼け止めには砂や塩の結晶が付着していることが多く、そのまま擦るとヤスリで肌を削っているようなものだからです。
- 予洗い: まずはぬるま湯で顔を優しく洗い流し、表面の砂や塩、埃を落とします。日焼け止めシートを使う場合も、まずは優しく拭き取って大まかな汚れを取ります。
- 馴染ませる: クレンジングオイルをたっぷりと手に取り、顔全体に広げます。指の腹でくるくると優しく円を描くように馴染ませ、日焼け止めを浮かせます。
- 乳化(重要): すぐに洗い流さず、少量の水を手に取り、顔のオイルと混ぜ合わせます。オイルが白く濁るこの「乳化」という工程を行うことで、油汚れが水に溶けやすい状態になり、肌に残らずスッキリと落ちます。
- 洗顔: 最後に、洗顔料を使って残ったオイルや汚れを洗い流します。
海上がりの乾燥した肌を救う保湿ケアの優先順位
日焼け止めを落とした後の肌は、紫外線と海水の影響で非常にデリケートになっています。洗顔後は一刻も早く保湿を行いましょう。化粧水をたっぷりと使って水分を補給するのが最優先ですが、それだけではすぐに蒸発してしまいます。
重要なのは、水分を入れた後に「油分で蓋をする」ことです。乳液やクリーム、美容オイルなどを使い、肌の水分を閉じ込めましょう。特に日焼けをした肌には、抗炎症作用のあるアロエジェルや、鎮静効果のあるパックなどを使うのも効果的です。冷蔵庫で冷やしたシートマスクを使うと、ほてった肌をクールダウンでき、毛穴も引き締まるのでおすすめです。
うっかり焼けてしまった場合の応急処置マニュアル
万が一、日焼け止めが落ちてしまったり、塗り忘れたりして真っ赤に焼けてしまった場合は、以下の手順で応急処置を行いましょう。
1. 冷やす(冷却)
まずは冷水シャワーや濡れタオル、氷嚢などで患部をしっかりと冷やします。日焼けは「火傷」の一種なので、熱を取り除くことが最優先です。ほてりが収まるまで続けましょう。
2. 刺激を与えない
熱いお風呂に入ったり、ゴシゴシ洗ったりするのは厳禁です。服も肌触りの良い綿素材などを選び、摩擦を避けましょう。
3. たっぷり保湿
刺激の少ない化粧水やローションで保湿します。アルコール入りのものは染みることがあるので避け、敏感肌用のものを使いましょう。
4. 内側からケア
水分を多めにとり、ビタミンCやビタミンEを含む食事やサプリメントを摂取して、体の内側から修復をサポートします。
サーファーに愛されるおすすめの日焼け止めブランドと特徴

最後に、多くのサーファーから支持されている信頼のブランドをいくつかご紹介します。それぞれの特徴を知り、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
レジェンドサーファーも愛用する「Vertra(バートラ)」の実力
ハワイのライフセーバーたちによって開発された「Vertra(バートラ)」は、サーフィン用日焼け止めの代名詞とも言える存在です。世界中のトッププロサーファーが愛用しており、その耐水性とカバー力は折り紙付きです。
特徴的なのは、肌色に合わせたベージュ系だけでなく、ホワイトやクリアなどカラーバリエーションが豊富な点です。スティックタイプは非常に硬めで、熱い車内に置いておいても溶けにくく、塗った瞬間に肌に強力に密着します。「とにかく焼きたくない、落ちないものが欲しい」という方には最初におすすめしたいブランドです。
日本人の肌に合わせて作られた「Coco Sunshine(ココサンシャイン)」
「Coco Sunshine(ココサンシャイン)」は、日本のサーファーのために開発された国産ブランドです。日本人の肌質や、日本の気候に合わせて作られているため、肌への馴染みが良く、使用感が非常に快適です。
スティックタイプは、バートラに比べるとやや柔らかく、寒い冬の海でも伸びが良いのが特徴です。ミツロウなどの保湿成分が豊富に含まれており、乾燥を防ぎながら紫外線をカットしてくれます。また、専用のクレンジングウォーターも販売されており、セットで使うことで肌への負担を減らすことができます。優しい香りのバリエーションも人気の一つです。
アスリートのために開発された「BRISA MARINA(ブリサマリーナ)」
「BRISA MARINA(ブリサマリーナ)」は、プロサーファーだけでなく、様々な屋外アスリートに向けて開発された高機能日焼け止めです。「スーパーウォータープルーフ」の性能はもちろん、アロエベラエキスや海藻由来エキスなど、多くの保湿成分が配合されているのが特徴です。
スティックタイプとクリームタイプの両方がラインナップされており、特にクリームタイプは白浮きしにくいものが多く、女性サーファーや普段使いも兼ねたい方に人気があります。ドラッグストアなどではあまり見かけませんが、サーフショップやオンラインで手に入りやすい実力派です。
環境配慮と肌への優しさを両立したオーガニック系ブランド
最近注目を集めているのが、「ALL GOOD(オールグッド)」や「Little Hands(リトルハンズ)」、「Surf Yogis(サーフヨギ)」といったオーガニック系ブランドです。これらは100%天然由来成分で作られていたり、プラスチックフリーのパッケージを採用していたりと、徹底して環境への配慮がなされています。
成分はシンプルですが、酸化亜鉛などのミネラル成分をたっぷりと使用しているため、紫外線防止効果は非常に高いです。食品レベルの安全な素材で作られているものもあり、誤って口に入っても安心です。「自分の肌も守りたいし、海も汚したくない」というエシカルなサーファーにとって、これらは最良の選択肢となるでしょう。
まとめ
サーファーにとって日焼け止めは、長く楽しく海と付き合っていくためのパートナーです。「サーファー日焼け止め」選びで大切なのは、一般的な基準ではなく、過酷な海の環境に耐えられる「耐水性」と「定着力」、そして肌と環境への「優しさ」です。
スーパーウォータープルーフの製品を選び、クリームとスティックの二刀流で隙間なく塗り、海に入る20分前には準備を済ませる。そして、海から上がったら優しく、でも確実に落として保湿する。この一連の流れをルーティンにすることで、紫外線ダメージは劇的に減らすことができます。さらに、リーフセーフな成分を選ぶことで、私たちが愛するフィールドである海を守ることにも繋がります。
ぜひ今回の記事を参考に、自分にぴったりの最強の日焼け止めを見つけて、紫外線に負けず、最高のサーフィンライフを楽しんでください。



